飛鳥時代より続く栗東の歴史に相応しい街区を作るべく設計された、純和風の保育園。裳階に見立てた差し掛け屋根を設けた構成とすることで、軒に深く包まれた街並みと高い天井を両立し、屋根に挟まれた高窓は天候に左右されない換気と採光を約束。行き止まりのない回廊型の平面は子供の自発的な動きを促す力を持っている。中庭は全て砂場である。
延床面積:608.22m²(183.99坪)
施工:株式会社竹田工務店
構造:オーノJAPAN 大野博史
竣工:2022.3
Photographer : Katsuhisa Kida / FOTOTECA